
転職求人サイトでも第二新卒特集が組まれるなど、最近では第二新卒を狙った採用は増えてきています。
でも、本当に第二新卒で転職するべきなんでしょうか?
ここでは、第二新卒が転職する前に知っておくべき事を紹介します。
このページで紹介する事
- 第二新卒の転職のメリット・デメリット
- 転職しない事で得られる将来的なメリット
- 私が使った転職エージェント
Contents
第二新卒とは?どういった風に思われる?

第二新卒とは一般的に次のよう状態の人を言います。
- 大卒後、数ヶ月~数年で退職した若手(20代)
- 社会人経験はあるけどまだ1人前じゃない
- 社会人としての一般常識は備わっている
- 会社で3年ももたない奴?
一般的に入社3年以内に退職した方を第二新卒と呼ぶことが多いようです。
私自身もかつては入社1年半で退職し、第二新卒として転職活動をして事があります。当時と比較すると認知されましたが、転職市場では企業からすると必ずしも欲しい人材ではありません。
第二新卒はここが損!!メリットは?
第二新卒は社会人経験が少ないため、損する事がたくさんあります。
- 第二新卒は実務経験が少ないため、即戦力になりにくい。
- 中途半端な第二新卒なら新卒採用を採用する方が好ましい!と思われる。
- うちの会社来てもすぐに辞めるのでは・・・と疑われる。
といった事が挙げられます。やはり、入社してもまたすぐに辞めてしまうのではないか?すぐに辞めたのは本人に問題があったのではないか?というように、採用担当者が不安に思うケースが多いようです。
第二新卒はここが得!!デメリットは?(こんなに甘くないかも)
それでは第二新卒が良く思われる点はどのような事があるのでしょうか。
- 第二新卒は「何がしたいか、目標がしっかりしている」というイメージがある。
- 第二新卒は社会人としての一般常識が備わっているので、新卒のように1から教えなくてもよい。
こんなもんです。ご覧のとおり、第二新卒は損をする方が多いでしょう。
第二新卒は転職出来るのか?現実的に考えてみよう!

第二新卒と十分にキャリアを積んだ転職者を比較すると、当然第二新卒の方が不利です。
ただ、企業というのは必ずしも新卒や経験を積んだ人材を募集するわけではありません。例えば、従業員の年齢差が激しく、20代若手が欲しいけいども、新卒が卒業する3月を待ってられない・・・こういう場合は、第二新卒を優先的に採用する事になります。
新卒のようにどこの企業でも自由に応募できるわけではありませんが、自分の希望する企業が求人を募集している可能性もあり、「第二新卒は不利だから転職はしない!」と決めつけるのはチャンスを逃すことになってしまいます。
第二新卒でも転職可能な職種(正社員)
専門知識、資格がなかった場合、新卒よりも選択肢は狭まります。現実的に考えた場合、
- 営業
- 販売
- 事務
- 製造関連
- IT関連
ぐらいになります。もちろん、ポテンシャル重視で他の職種でもチャンスはあります。
新卒と第二新卒の違い
新卒と比較して可能な職種が減ってしまうのには理由があります。
新卒は 将来成長しそうな学生、会社の中心になりそうな学生 ・・・つまり、ポテンシャルを重視します。転職は 「どんなことができるか」これが最も重要視されます。
第二新卒の厳しいところはここにあります。入社して時間が経っていないので実績してきたことがあまりにも少なすぎるのです。
第二新卒はまだまだ若いので将来性を期待される場合もありますので、全く違った方向への転職も可能です。
ただし、経験がなければ新卒の採用を優先する企業がほとんどですので簡単ではありません。
第二新卒が転職を成功させるためのテクニック

一番大切なのは、
今の会社を辞めた(辞める)理由を納得させる事
です。
新卒で入った会社を数年で辞めようとしているのですから、第二新卒として転職を考える人の多くが、会社に対して何かしらの不満を抱えているでしょう。
「残業が多すぎる」「スキルアップができない」「人間関係が悪い」など、あげたらキリがないほど不満を並べられるという人も少なくありません。
今の不満をきちんと認識して転職活動に臨むのは大切なことです。自分の不満がわからなければ、次にどんな企業を選んだらいいか判断できないですからね。
でもその不満をそのまま応募書類や面接にぶつけてはいけません。いくら不満が募っていても、その不満のあれこれは胸にしまっておきましょう。そして、前職で積むことのできた経験や勉強になったことに目を向けてください。
後ろ向きな転職理由でも前向きにしなくてはならない
そもそも、入社して短期間で転職しようと思っているのですから、前向きなはずはありません。でも、ここは大人の対応をして下さい。大人の対応を出来ない人を採用したい企業なんてほとんどいませんよね。
残業が多いことが不満だった場合
残業が多く体力的にキツイ!よく分かります。でも、これも前向きに表現しましょう。例えば・・・
「そのおかげで常に業務効率について考えるようになった」。
のように説明すると良いでしょう。
スキルアップが出来ない
スキルアップができないのを職場の理由だけにしてはいけません。スキルアップは自分でも出来ます。
「会社以外で自己啓発に取り組んだが、企業のバックアップがある環境でさらにスキルを身に付けたい」
のように説明すると、説得力が増しますよね。この場合、企業が研修制度をPRしている場合に限った方が良いでしょう。
人間関係に不満があった場合
人間関係を転職理由にしない方が無難です。どこの企業でも合わない相手がいるのが普通です。
あえて、これを話す場合は、
「少しでも人間関係がスムーズにいくように〇〇な工夫をしたが、高圧的な態度は改善される事はなかった・・・」のように説明すると良いでしょう。
今後成長できる人材である事をPRする
第二新卒の中には、新卒で入った会社を辞めて転職するということを「失敗」ととらえ、失敗してしまった自分に対して自信を失ってしまっている方も多くいます。
最初の会社が合わなくて仕事が上手くいかなかったことで、「働く」ということ自体が向いていないんじゃないかと悩んでしまったり、大学時代の友人と比較して落ち込んでしまったり…。
その自信のなさは面接の時にも現れ、面接官に見抜かれてしまいます。
先ほども触れたように、転職を成功させるには、どんな後ろ向きな感情も前向きに変えることが大切です。
今の会社に入社したことが失敗だと感じるのであれば、その失敗から学べたことを見つけ出しましょう。
そして、入社前と比較して成長している自分に自信を持って転職活動に取り組んでください。
自信過剰はダメ
逆に、自信過剰になっている第二新卒の方もいます。新卒の就職活動であまり苦労しなかったという人は、今回の第二新卒としての転職もすぐにうまくいくだろうと考えてしまいがちです。
また、退職の理由を「今の会社からはもう学べるものはない」と説明したり、「仕事ができます」というアピールを熱心に繰り返したりと、自信にあふれた態度の方も時折見かけます。
確かに、自分に自信があるというのは、転職において大切なことです。転職活動は言わば社会人としての自分を売り込むということですから、自信のないものを「買ってください」とアピールすることは難しいでしょう。
でも、企業が第二新卒に求めているものを理解すると、「仕事ができる」という強すぎるアピールはプラスではないことがわかるでしょう。
採用側は第二新卒に「即戦力」を求めているわけではありません。
もし「即戦力」を求めているのであれば第二新卒ではなく、中途採用で募集をかけるはずです。そうではなく第二新卒を求めているということは、社会人としての経験だけでなく、若手ならではの伸びしろや素直さも重要だと考えているということです。
おすすめなのは、「失敗談」を交えて自分の仕事ぶりをアピールする方法。第二新卒であれば、まだまだ失敗することも多い年代です。
成功経験を並べ立てるより、どんな失敗をしてその失敗をどう乗り越えたのか、その後の仕事にどう活かすことができたのかという経験談の方が、「今後も成長ができる人材」として面接官に印象づけることができるはずです。
第二新卒の転職は前向きでOK!でも、慎重さは忘れずに!
「第二新卒」の求人が定着してきたため、 若いうちに思い切って転職する人は今後も増えていくでしょう。
でも、よく考えずに転職をしてしまうと、次の職場でもうまくいかずに転職を繰り返すことになったり、とりあえずアルバイトを始めそのままフリーターになるケースも少なくありません。
周りが一斉に就職活動をしていた新卒時とはちがい、一人きりでの転職活動にはしっかりとした意志を持ち続けることが必要です。
計画的な転職活動を!転職しない選択肢も考えてみよう!
今の会社に残ったとして10年後を想像してみよう。30代になったら、大抵の仕事は自分で進め、何かを決める時、上司の決裁をもらうことになる。上司は実務詳細はあまり把握せず、あなたの意見を聞いて判断する事が多くなる。
あなたの話の組み立て方次第では自分の思うように話が進み、会社を動かすような仕事も出来るようになる。
一方で、組み立て方が悪いと決裁がおりずにさらに不満が大きくなるかもしれない。
第二新卒、20代の場合、まだこのステージに上がってないケースが多い。転職したとしても、直後はそのステージは見えないでしょう。
転職先でそのステージに上がるのが良いのか?
今の辛い時期を乗り越え、今の会社でそのステージを迎える方が良いのではないか?
一度、そういった事も考えてみると良い。
そんな事を考える余地もなく、転職しか道がないのなら振り返らず転職活動を進めよう!
第二新卒のキャリアはこれから開かれる
このまま働き続けるか、それとも再スタートを決心して転職を考えるかは人それぞれ。
何が正しいかなんてわかりませんが、目標のある方は是非チャレンジして欲しいと思っています。
第二新卒でも十分に転職のチャンスがあります。その転職が人生を良い方向に導く可能性・希望に期待してみるのも悪くない。
ちなみに、これを書いている管理人は、第二新卒で入社した企業に10年以上在籍しています。
今では管理職を任されており、待遇においても、高校・大学の同級生の中で一番恵まれています。
たまたま運が良かっただけかもしれませんが、第二新卒での転職を選択しなければ、今の企業にめぐりあえていませんでした。
第二新卒で転職を決意して本当に良かったと思っています。
ただ、何も考えずに退職してしまってはそれはただの無謀です。 何も考えずに辞めてしまう勢いも大事かもしれませんが、やはり、先を見越して行動する方が懸命です。
20代・第二新卒ならば、まだまだやり直しはききます。無謀ではなく、計画的な転職活動を心がけましょう。
私が第二新卒の時に使った転職エージェント
リクルートエージェントは第二新卒の求人も多い

fa-arrow-circle-rightリクルートエージェントの特徴
リクルートエージェントは業界最大手です。
第二新卒なんて相手にしないでしょ?って思う方もいるかもしれませんね。
その逆です。
最大手だから全ての年代・業種・職種をフォローしています。
規模の小さい第二新卒専用の転職エージェントを利用するよりも、求人の質、量ともに上回っています。
第二新卒のみなさんにも安心しておすすめできるのが、リクルートエージェントです。




マイナビエージェントは20代の転職支援に積極的でカウンセリングを重視する

fa-arrow-circle-rightマイナビエージェントの評判・特徴
キャリアカウンセリングを受けた事はありますか?
私も経験するまでは、

って思ってました。
ところが、的確な質問によって自分が譲れないポイントが明確になり、どのようなキャリアプランを目指したいのかが明確になりました。
これは経験しないと分からないと思います。
新卒で入社した企業を3年以内で退職したあなた…今後のキャリアに不安を抱えているかもしれませんね。
第二新卒とは言っても、社会人経験者。
このキャリアは学生にはない立派なキャリアです。
それを求める企業はあなたの知らないところにいっぱいあります。
マイナビエージェントは20代の転職支援に積極的である事、そして、キャリアカウンセリング重視である事をPRしています。
第二新卒のみなさんの助けになってくれるはずです。
第二新卒だった私の退職理由と20年後の今(管理人体験談)
ここからは、おまけです。
私は第一志望で入社した企業を1年半年で退職しています。そして、第二新卒として転職活動を経験しています。
こんな人もいるんだなぁってぐらいで読んでいただければ・・・。
私の経歴
私は職種別採用で技術職で採用されましたが、レストランの店長候補として配属されてしまいました。 もちろん私が望んだわけではありません。入社当時からいきなり社会の洗礼をあびてしまったわけです。
私がこんな会社(仕事)最悪って思ったのはこんなところです。
- 就職活動時、するはずないって思ってた仕事だったから (自分の価値観とは全く異なる仕事だった)
- 一応農学部出身だぁ~。4年間が無駄じゃんって思った
- レストランの接客は誰でもできる仕事(修行には良い)
- 勤務時間短くて12時間。長くて15時間以上
- 掃除ばっかし、徹夜で掃除♪
- 自分の将来を想像すると「ゾッ」とした。
- お盆休み、年末年始、その他連休では休めない。同級生との集まりにも参加できず。
きりがないのでこれぐらいにしときます。こんな風に思いつつもなかなか退職に踏み切れませんでした。「人事異動がないかなぁ~」とか「辞めて転職先あるんかなぁ」って思ってました。
管理人が第二新卒覚悟で転職に踏み切った理由
なぜ退職に踏み切ったかというと・・・
- お金もたまったし、学校なりに行って専門知識が養える状況だったから
- 入社1年ぐらいで接客部門の責任者に抜擢されており、それなりに人に言える職務経歴があったから。
こういった理由もありましたが、一番の理由は人事異動が受け入れてもらえなかったからです。この会社の採用試験は職種別でした。
しかし、配属数日前に入社1年目は勉強期間だから希望部署じゃなくても我慢してくださいと言われレストランのホールに配属されました。 そして 、1年後に希望を受け入れますと説明がありました。
この時は1年は仕方がないかなって思ってたんですが、これが悲劇の始まりです。 そして1年後、次のようなことがありました。これは、私と課長とのやりとりです。


だからもうちょっと今のところでがんばってくれよ。もし、空きが出たら君を優先させるから」

という会話の数日後、同期がなんと私の希望部署の△△△部に異動というではありませんか。
一応弁解しときますと、△△△の知識では私の方がかなり上!!っていうか その同期に尋ねたら、 「△△△なんかさわったこともないっ」て言ってました。
この時点で私の眉間はピクピク!あの上司めぇ!!っていうことでその上司を問い詰めると、

企業としてはこれが正しい人事かもしれません。適材適所っていいますからね。
なんにせよ、私にとってはこの事件?がいいきっかけになりました。ここの会社にいても希望の仕事はできないなぁ~と分かったんですからね。
退職から約20年・・第二新卒での転職について思うこと
当時(2003年頃)の状況は今でもよく覚えておりますが、この時に、転職を決意した事は人生の大きなターニングポイントでした。
当時の会社には約1年半在籍しておりましたが、今思っても、この1年半は人生でワースト3に入る期間でした。ただ、最悪を経験する事で、その後、前へ進もうとする力は通常以上に発揮されたように思います。
今の仕事は製薬企業であり、言ってしまえば普通の労働環境です。普通の会社ですから、多少、無理難題を言われても、たかがしれています。前の会社の通常営業の方がよっぽど辛い事の方が多かったです。
ゆでガエルにならないために
よく管理職向けに言われるので、少し意味合いが違うかもしれませんが、「ゆでガエル理論」というものがあります。
熱いお湯にカエルを入れると驚いて飛び跳ねますが、徐々に熱していくとその水温に慣れていき、そして熱湯になったときには、もはや跳躍する力を失い飛び上がることができずにゆで上がってしまうというのです。
新卒から、今の会社にいたら同じような状態になっていたかもしれません。しかし、最初に最悪を経験したからこそ、今の状態はぬるい!もっと頑張らないと!と思える自分が必ずいます。これがあるから、向上心をもって日々過ごせていると思っています。
WEBページを運営していながら、本業以外のスキルアップを目指しているのもその1つですし、キャリアカウンセラーの学校へ行ったり、NPO法人にも参加したりと色々チャレンジする習慣も身につきました。
当時は自分の選択を後悔していましたが、今の自分があるのは明らかに新卒で入社した会社を1年半経験したからと断言できます。だから、もし、今の会社で悩んで苦しんでいる方がいたら、「この経験を糧にしてステップアップしてやる!」という気持ちを持って欲しいです。
決して腐ってはいけません。若ければ取り返しはつくものです。おじさんだって頑張れば色んな未来が開けるのですから。





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